AKI ISHIHARA
アキは大阪の多世代の家庭で育ち、幼い頃からジュエリーの価値を学びました。彼女の母親と祖母はどちらも素晴らしいコレクションを所持していて、彼女が着用するために惜しみなく共有しました。
アキのジュエリー、ファッション、アート、音楽のテイストは、日本にいる間に発達し始めましたが、渡航期間でかなり広がりました。 アキは 10 年間、さまざまな国に渡り、移住し文化を学び探索し、そして彼女が大切にしているイメージ、経験、アイデアなどが宝庫となり、彼女のリソースになっています。 アキのジュエリーは主にロストワックス技法で製作されています。まずワックスを彫刻し、次にシルバーで鋳造します。彼女の芸術的プロセスは、アナログを好みアイデアを紙に描き、ワックスを形成することです。ワックス彫刻プロセスは多くの場合、デザインをさらに発展させ、改良するための時間です。実用的なジュエリーの範囲内で最初のアイデアを形やデザインに落とし込む方法を見つけることは、挑戦的ですが楽しい時でありそして多くの場合、新しいアイデアにつながります。このジュエリー製作のプロセスは時間をかけ各ステップの細部に集中し細心の注意を払って、ユニークな芸術作品へと成形します。
作りての手に委ねられた作品達は、それぞれの人生を歩み始めます。最初のアイデアのエネルギーは、創造の物理的なプロセスを通じて作品に渡され、作りてと創造物をつなぐ絆が形成され、作品に命と個性を与え、世界に生きていきます。クリエイションのプロセスを貫くコンセプトの最初の火花からのこの繋がりは、アキの手から離れた後も続きます。その最初のエネルギーは保持され、手にされた人と共にジュエリーを通して生き続けます。
アキはカナダの西海岸にあるクアドラ島に住み、全ての工程を彼女のスタジオで制作しています。